「1%の努力」を読んで
「1%の努力」。このタイトルを見て、皆さんは何を感じたでしょうか?
「1%の努力」?そんな努力で世の中通じるはずがない。
「1%の努力」?それで生きていけんの?
「1%の努力」?99%の努力と間違えてない?と。。。
僕はこの本から、仕事というのは、「1%のひらめきから99%の努力をする」ということを学ばさせていただきました。
「ひらめき」から始まって、それから「努力」をするという順番を。。。
ひろゆきさんは過去の体験、言わば、東京の赤羽という育った環境で、すべてははじまったのだと述懐しています。
そこには「子ども部屋おじさん」という今で言う「ニート」が間近で生活しているのを見て、お金が無くても最低の生活がしていけるのだと気づいたと述べています。
僕はその事を通じて、”今の境遇に幸せを感じている”と実感しました。
この本は、Youtubeのチャンネル「メリアの本棚」とTicktockでひろゆきさんの存在を知り、それをきっかけに”本を買おう”と近所のゲオで買いました。
1,650円もするので高いなと最初感じましたが、読んでみると、「考え方の考え方」を教えてもらいました。
その中で、「優先順位」を分かりやすく説明してくれたエピソードがありました。
ある大学でこんな授業があったという。
「クイズの時間だ」教授はそう言って、大きな壺を取り出し教壇に置いた。その壺に、彼は一つ一つ岩を詰めた。壺がいっぱいになるまで岩を詰めて、彼は学生に聞いた。
「この壺は満杯か?」教室中の学生が「はい」と答えた。
「本当に?」そう言いながら教授は、教壇の下からバケツいっぱいの砂利を取り出した。
そして砂利を壺の中に流し込み、壺を振りながら、岩と岩の間を砂利で埋めていく。そしてもう一度聞いた。
「この壺は満杯か?」学生は答えられない。
一人の生徒が「多分違うだろう」と答えた。
教授は「そうだ」と笑い、教壇の下から砂の入ったバケツを取り出した。
それを岩と砂利の隙間に流し込んだ後、三度目の質問を投げかけた。
「この壺は満杯になったか?」
学生は声を揃えて、「いや」と答えた。教授は水差しを取り出し、壺の縁までなみなみと水を注いだ。彼は学生に最後の質問を投げかける。
「僕が何を言いたいかわかるだろうか?」
一人の学生が手を挙げた。
「どんなにスケジュールが厳しいときでも、最大限の努力をすれば、いつでも予定を詰め込むことは可能だということです。」
「それは違う」と教授は言った。
「重要なポイントはそこではないんだよ。この例が私たちに示してくれる真実は、大きな岩を先に入れない限り、それが入る余地は、その後二度とないということなんだ」
君たちの人生にとって「大きな岩」とは何だろう、と教授は話しはじめる。
それは、仕事であったり、志であったり、愛する人であったり、家庭であったり、自分の夢であったり………。
ここでいう「大きな岩」とは、君たちにとって一番大事なものだ。
それを最初に壺の中に入れなさい。さもないと、君たちはそれを永遠に失うことになる。
もし君たちが小さな砂利や砂、つまり、自分にとって重要性の低いものから壺を満たしていけば、君たちの人生は重要でない「何か」に満たされたものになるだろう。
そして大きな岩、つまり自分にとって一番大事なものに割く時間を失い、その結果、それ自体を失うだろう。
”一番の重要ポイントは大きな岩を先に入れない限り、それが入る余地は二度とないこと”だ。
自分が一番優先していること、人それぞれ価値観が違うし、千差万別だ。
自分で言えば、「音楽」「映画」「本」そして、「宗教」だ。
今は、充実した日々を送っていて、ブログを書くことで、自分の頭が整理されてきている。
この本に出会い、大事なことに気付かされた。ひろゆきさんに感謝してもしきれないほど有意義な時間を過ごせた。